各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ
熊本広告協会について
熊本広告協会は、昭和32年9月に、広告の調査・研究、広告知識の普及および技術の向上、会員間の親睦、そして広告をあらゆる人々の生活向上に役立つ情報とするために、また広告への信頼感および社会的評価を高める事を目的に設立しました。当協会は、広告主・広告会社、媒体社が相集い構成されています。設立当時の会員数は85名。現在は111社、141名のメンバーです。全国各地にも37の広告協会があり活動していますが、全国的な上部組織として「公益社団法人 全日本広告連盟」があります。歴代の熊本広告協会会長は、初代の熊本商工会議所会頭から瑞鷹酒造社長、同仁堂会長、鶴屋百貨店社長、南九州コカ・コーラボトリング相談役、現在はお菓子の香梅の副島会長が務めています。
当協会の事業活動は、毎年11月に全会員参加の総会をはじめ広告セミナー・シンポジウム、広告講演会などの主催・共催のほか、会員での懇親ゴルフコンペ、また九州地区を中心に、研修を兼ねた視察旅行など、会員の親交・勉強を深める活動をしています。特に、広告セミナーは、平成11年から熊本広告業協会(広告会社)との共催で東京・大阪から講師を招き、毎年実施しています。平成20年5月には第56回全日本広告連盟全国大会を熊本で開催し、全国から1000名を超える関係者・団体のご参加をいただきました。
さて、当協会は創設55周年を迎え、新規事業活動の展開を目指し、新しく事業運営委員会を立ち上げました。従来の活動は、会員を対象にしたものが殆どでしたが、今後は会員以外の方にも参加していただけるような事業活動を検討しているところです。たぶん、中小企業家同友会の殆どの方が、熊本広告協会の存在をご存じないと思います。広告に携わるものにとりまして、広告の持つ文化的・社会的発信力は、日常の社会生活にとって必要不可欠なものだという思いから、広告協会活動の周知、認知度アップが必要だと感じています。
現在、広告セミナーやCMフェスティバルには、一般の社会人、学生が参加されていますが、広告やマーケティングへの興味・関心を高めるために、今まで以上に、一般の方々が参加できる著名な方の講演会、販売促進のためのマーケティングセミナー、地域活性化のためのシンポジウムや消費者動向調査など、広告協会として積極的に進めていきたいと思います。
熊本という地域を基盤とする熊本広告協会は、中小企業家同友会の皆様と共有するものや思いは多々あります。当協会が皆様方に、広告やマーケティングなどでお手伝い、ご協力できることがあればと思っております。
2014年3月号掲載
熊本広告協会 理事長
松前 眞
昭和24年10月3日生
熊本市出身。熊本広告協会理事長、熊本放送常務取締役。昭和48年同志社大学文学部卒業、48年熊本放送入社、平成8年東京支社テレビ営業部長、11年業務局営業部長、17年ラジオ局長、19年東京支社長、20年取締役東京支社長、22年取締役業務本部長、23年常務取締役(熊本広告協会理事長)
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