各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ
一人ひとりが探求心を持ち、
熊本の未来のために歩み続けよう
熊本県中小企業家同友会会員の皆様におかれましては益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。また、企業活動を通じて豊かな国民生活の実現や地域経済の繁栄に貢献されておりますことに改めて敬意を表します。
私たち一般社団法人熊本青年会議所(以下、熊本JC)は、20歳から40歳までの青年経済人で構成され、「明るい豊かな社会の実現」を目指し活動する団体です。
我々の活動は、青少年の育成や熊本市長のマニフェスト検証などのまちづくり事業、国際交流事業など多岐にわたります。本年は、「TheNever Stop Exploring 探求心を止めてはいけない」をスローガンに掲げ、 地域の発展のため、活動に邁進しています。
約3年という社会経済を巻き込んだ新型コロナウイルスの影響も終息の兆しが見え、わたしたちを取り巻く環境も少しずつではありますが変化しつつあります。
本年私たち熊本JCは4つの大きな柱を掲げました。
まずは、公益社団法人日本青年会議所九州地区協議会主催の「九州コンファレンス2023in熊本」が熊本の地で8月19日、20日に開催されます。本大会は九州中の青年会議所メンバーが参加する大会で期間中2,000人近くの青年経済人が来熊されます。宿泊や飲食を伴う経済効果はもちろんのこと、もう一度家族で熊本に来ていただける仕組みを作ることで、地域経済や観光の発展の一助となればと考えております。
また、本年は熊本地域のプロスポーツの横連携を強化することで、熊本の地域プロスポーツという資源を活用したまちづくりを計画しております。
そして、熊本の未来担う子どもたちの「生きる力」を育む青少年事業を行います。古き良き時代から継承されているもの、そして新しく変わっていく時代の流れを読み、現代社会に潜む課題を解決することで、個々の成長につながるように構築してまいります。
さらに、昨今TVやSNSで話題になっているダイバーシティマネージメントをまちづくりに活用し、新たな価値の創造、目まぐるしい時代変化の中で、多様性を活かしたまちづくりの発信をしていきます。
地域の発展や明るい豊かな社会の実現におきましても、行政や諸団体、その他多くの人々と連携することや、その信頼を得て協力関係を築くことがより大きな効果を生み出すと信じています。今後とも地域の発展を願う団体としてお互いに切磋琢磨し、地域のために活動してまいりましょう。
2023年4・5月号掲載
一般社団法人 熊本青年会議所
2023年度 第69代理事長山口 章太
昭和58年10月13日生まれ。
熊本県宇城市三角町出身。
株式会社MAHALO代表取締役
平成29年一般社団法人熊本青年会議所に入会。
令和5年理事長就任。
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