各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ
会員中小企業家に向けての提言
この4月に熊本県商工観光労働部長を拝命いたしました。熊本県中小企業家同友会の皆様には、商工行政など県政の推進において大変お世話になっております。私は、この3月までは当部の新産業振興局長で、それ以前は企業立地課長の職も経験し、企業誘致業務は通算10年目に入りました。県庁生活は31年目になりますが、広報・用地交渉・税務徴収・知事秘書・企業誘致など、そのほとんどを対人折衝部門で過ごしていますので、これからも、県内企業など、どんどん現場に出向いていろんなお話を伺いながら、スピーディに、そして、即断即決の姿勢で、県政に携わっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
ところで、わが国は、人口減少社会の到来や、アジアを始めとする新興国の台頭、デフレの長期化など、これまで経験したことがない社会構造の変化に直面し、また、欧州における債務危機や、歴史的な円高、国・地方を通じた危機的な財政状況とも相まって、先行きが不透明な状況にあります。この状況は、県内経済へも深刻な影響を与えており、将来への不安を抱かれる県民の方は、決して少なくはありません。そこで、私は、このような状況下でこそ、沈み込んでしまうのではなく、「活力あるくまもと」を目指し、企業、商工団体、大学等教育機関、そして事業者団体などの皆様にご協力をいただきながら、全力で取り組んで参りたいと考えています。
中小企業家の皆様に、「提言」と申しますか「お願いしたいこと」をお話させていただきますと、遠慮や気兼ね無く、当部所管の課や出先機関をご利用いただきたいということです。
一例を挙げますと、本県の営業部長「くまモン」。全国ゆるキャラグランプリで日本一に輝いた「くまモン」は、今や本家の「くまもと」よりはるかに名を挙げて、昨年は関連グッズの売上げが、25億円を超えるという驚くべき経済効果をもたらしました。この4月からは、「くまモン」も当部に異動しておりますので、商品等への「くまモン」の利用についてご相談ください。また、熊本東警察署の隣に、「熊本県産業技術センター」があります。産業界の永年の悲願で、昨年3月にリニューアルオープンした研究開発や技術支援の拠点施設です。機械や金属、半導体分野をはじめ、農林水産物の加工に関する商品開発なども行っておりますので、是非ご活用ください。経営革新計画の承認事務については、商工振興金融課と産業支援課で担当しております。各地域の商工会議所、商工会や、(財)くまもとテクノ産業財団とも連携して、新商品開発や販路開拓に係る相談も受け付けておりますので、こちらもご利用ください。ご相談に対しては、当部の職員が、次の「行動指針」をもとに、迅速かつ丁寧に対応させていただきますので、どうか、よろしくお願い申し上げます。
私たち商工観光労働部職員は、私たちが関わる全ての方々に対し、
1 何が皆様方の「満足度」を高めるかを考え、
2 様々なニーズ、ご要望に対し「ワンストップ」で、
3 「レスポンス」早く対応することで、
熊本が、住みたい地域、訪れてみたい場所、魅力的な投資先、さらには、将来の州都として、皆様方から「選ばれる熊本」であるよう、日々努力します。
2012年7月号掲載

熊本県商工観光労働部 部長
真崎 伸一
昭和30年3月6日生まれ、熊本県出身。
早稲田大学法学部卒業。
昭和56年4月熊本県庁入庁、平成15年4月商工観光労働部企業立地課審議員、19年4月熊本県東京事務所次長、
21年4月商工観光労働部企業立地課長、22年4月商工観光労働部新産業振興局長、24年4月商工観光労働部部長
最新の特集記事

感恩戴徳
一般社団法人 熊本青年会議所 2025年度 第71代理事長 中田 慎二
はじめに 熊本県中小企業家同友会会員の皆様におかれましては益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。また、企業の発展を通じて...

経営者と弁護士の協働、 その他企業家に向けての提言
熊本県弁護士会 会長 本田 悟士
企業法務に携わってきた者としてまずお伝えしたいのは、経営者と弁護士、それぞれの得意不得意と個性を知って協働することの重要...

中小企業のサポーターとしてのオール熊本での取組み
熊本県信用保証協会 会長 田嶋 徹
熊本県中小企業家同友会の皆様には、私ども熊本県信用保証協会をご利用いただきまして、心より御礼申し上げます。 さて、最近の...