各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ
地域活性化と
中小企業の活躍
今年度より、くまもと県民交流館パレア館長に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
以前の職場では、まちづくりセンターの業務を担っておりました。
長かったコロナ禍時代の終わりが見え始めてきた頃、マスクを外す人はまだまだ少数でしたが、各地域のコミュニティ活動が少しずつ戻ってきました。しかし、コロナ禍前に普通に行われていた会議やイベント等も元通りにとは言えない状況でした。
そのような中、熊本県中小企業家同友会の田中芳和代表理事からの地域に貢献したいという声を頂いた時には、これは必ず地域と結び付けなければならないという使命感が沸々と湧き上がる思いと同時に行政としては大変有難いお話でありました。
そして昨年度、「地域と企業を結ぶまちづくり応援事業」を実現することができました。
地域貢献を考える企業と地域の困りごとをマッチングし、活気ある地域を目指す取組みとして動き始めました。「地域力パワーアップ大作戦」と称して、地域と企業が連携してできる活動はないか、これまでと違うアイデアはないか等、地域の方々と企業の皆さま方とのワークショップを始めてみました。
当初は、地域の方々の参加も少なく、企業に声かけを行いながらの開催でしたが、功を奏して、ある地域団体が健軍商店街のダーツバーと繋がりました。ダーツバー?と不思議に思われるかもしれませんが、そこは誰もが立ち寄れるよう入口がオープンになっているお店で、ダーツは指を使い、焦点を狙うために脳を使うので健康スポーツであるとの事。
そのため、コロナ禍で狭い公民館で活動するより風通しのよい空間で健康的にダーツを行うという高齢者にとってはとても有意義なことでした。しかも、やり方は店主からのサポートもあり、来客の方々との交流も増えます。
お店側も交流の場としても営業としても人が増えることでメリットに繋がります。
これを機に少しずつ参加者も増えはじめ、企業の方々同士の交流も始まりました。
他にも、地域防災クラブの活動に労組の協力、斎場の空き時間を活用して地域団体が講座やマルシェの開催、会社の空室の提供による地域団体の会議開催など、多くの企業が積極的に地域に入ってきて頂くようになり、地域から喜びの声が届き始めました。
このような活気に溢れる取組みを行政は大々的に啓発し、更なる企業の皆様方の地域貢献の向上を図っています。
この、まちづくり応援事業を通して中小企業の皆さまとのご縁を大切にしながら、くまもと県民交流館パレアとしても引き続き連携できる活力ある取組みを行っていきたいと思っております。
2024年2月号掲載

くまもと県民交流館パレア 館長藤川 潤子
熊本県大津町出身。1962年生まれ
1981年熊本市役所入庁
2013年男女共生推進室長
2015年男女共同参画課長
2017年広聴課長
2019年東部まちづくりセンター所長
2023年4月より現職
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