一般社団法人 熊本県中小企業家同友会

特集

各界からの提言

各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ

感恩戴徳

はじめに
熊本県中小企業家同友会会員の皆様におかれましては益々ご繁栄のこととお慶び申し上げます。また、企業の発展を通じて地域社会の発展に貢献されておられることに改めて敬意を表します。そして、平素より一般社団法人熊本青年会議所に対しまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

2025年度の展望と地域経済の成長に向けて
現在、私たちは「VUCA時代」と呼ばれる時代に生きています。VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったもので、急速な社会変化や予測不可能な事態に直面しています。この不確実な時代において、日本では株価の上昇や観光業の回復が見られ、表面的には好景気の兆しが感じられます。特に熊本には半導体関連企業の進出があり、地域経済にも新たな期待が高まっています。しかし、私たちの生活がどれほど豊かになったのか、また本当に前進しているのかを冷静に見極めることが求められています。さらに、インフレや物価上昇が家庭や企業に大きな経済的負担を強いており、加えて世界的なエネルギー不足や国際情勢の不安定さ(ウクライナ情勢や米中関係など)が経済に影響を与えています。このような複雑で不確実な状況の中で、企業経営者として未来をどう切り開いていくべきかという課題に直面しています。

地域経済と中小企業の役割
日本の中小企業は、地域経済を支える重要な役割を担っています。雇用創出や地域インフラの維持、サプライチェーンの確保など、社会に対する貢献は欠かせません。特に地方の活力を守り、地域経済を強化するためには、中小企業の持続可能な経営と地域との強固な連携がますます重要となっています。経済の不確実性が高まる中で、私たちがどのように地域に根ざし、協力し合いながら事業を成長させていくかを再確認し、その実行に移していくことが求められています。

熊本青年会議所の役割と未来への挑戦
熊本青年会議所は、地域活性化を目指して数多くの中小企業経営者が集い、共に活動を行っています。現在、会員数は安定しており、活動への関心や意欲も高まっています。この良い流れを維持しつつ、地域活性化のためにさらに積極的に行動することが求められています。特に、入会3年未満のアカデミーメンバーの参画意識を一層向上させるため、能動的な活動への参加を促すプログラムを強化し、団体の活力を一層向上させていく必要があります。私たちの活動がどのように地域に貢献できるのかを問い直し、次に進むべき道を切り開くことが、熊本青年会議所の成長に繋がると確信しています。団体としては引き続き、理念を浸透させ、地域との連携を深める活動を推進することが大切です。私たちは地域の活性化を目指して積極的に運動を起こし、地域社会と共に前進していきます。

未来に向けての展望
2025年は熊本青年会議所が創立70周年を迎える節目の年でもあります。この重要な年を機に、私たちは地域に必要とされる存在であり続け、社会に貢献できる人材を育成する学び舎としての役割を果たしていきます。今年度掲げるスローガン「感恩戴徳」のもと、地域と手を携え、熊本の未来を共に創造していきます。困難な時期だからこそ地域との絆を深め、地域の発展に貢献できるよう、引き続き努力を重ねてまいります。

2025年4月号掲載

一般社団法人 熊本青年会議所 2025年度 第71代理事長 中田 慎二

一般社団法人 熊本青年会議所
2025年度 第71代理事長中田 慎二

昭和56年1月生まれ、合志市出身
昭和61年9月8日生まれ
熊本県菊池郡菊陽町出身
九州学院高等学校-中央大学文学部卒
株式会社OAプランニング 取締役
平成28年一般社団法人熊本青年会議所入会
令和7年理事長就任

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