熊本県中小企業家同友会

特集

各界からの提言

各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ

年頭の御挨拶

新年明けましておめでとうございます。


皆様には、佳き新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃から県政の推進に当たり、御理解と御協力を賜っておりますとともに、地域経済の発展に多大な御貢献をいただいておりますことに、厚く御礼を申し上げます。


熊本県中小企業家同友会におかれましては、「自主・民主・連帯の精神」を運営の基本として、中小企業をめぐるあらゆる課題の解決のため、支部・専門委員会・部会の各活動を通して研鑽に励んでおられます。また、地下水の涵養と自然環境保全を目的とした「同友の森づくり」運動などの社会貢献活動にも取り組んでこられ、昨年11 月には創立30周年という記念すべき節目を迎えられました。


現在では、900名を超える会に成長され、県下9支部体制で、各地域の実情に合わせた特色ある活動を展開され、活動の輪を広げておられます。仲間・同志としての「絆」を大切にした取組みを続けられることで、同友会が掲げる「よい会社」、「よい経営者」、「よい経営環境」の実践という3つの目標の達成につながっていくものと大いに期待します。


このような皆様の意欲的な活動は、本県の経済活動の大きな支えであり、経済活性化に欠かせないものとなっており、改めて深く敬意を表するとともに、大変心強く思っております。


昨年を振り返りますと、7月に発生した熊本広域大水害は県内各地に極めて甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。県では、長期的なビジョンを持った創造的復興を目指し、一日も早い被災地の復旧・復興に向け、また、再度の災害を防ぐことができるよう国、市町村、関係機関や民間団体などと一体となり「チームくまもと」として、今後とも継続的な支援に努めてまいります。


現在、欧州の財政不安、さらに金融市場の動揺を背景とした海外経済の減速や、国内における歴史的円高の影響や福島原発事故に端を発した電力不足対策、尖閣諸島問題に伴う日中関係の悪化などの要因から、県内の景気は横ばい圏内にあり、弱めの動きが見られます。


蒲島県政の二期目では、「幸せを実感できるくまもと」を実現することを目指し、「活力を創る」、「アジアとつながる」、「安心を実現する」、「百年の礎を築く」という「4つの約束」を掲げました。今後は、スピード感を持って、これらを実現するための新たな4 ヵ年戦略の取組みを一つひとつ確実に実行してまいります。


九州新幹線の全線開業によって九州の南北軸の時間距離が大幅に短縮され、関西方面からのアクセスが向上しました。また、昨年4月、熊本市が全国20番目の政令指定都市へ移行しました。県では、このビッグチャンスを活かし、県経済の力強い成長をリードするため、中小企業の皆さんによるチャレンジのサポートをはじめ、熊本イノベーションの推進やストーリー性のある観光戦略の展開などに積極的に取り組んで参ります。会員の皆様のなお一層の御理解と御協力をお願い申しあげます。


最後に、新しい年が皆様方にとりまして素晴らしい年となりますよう、心から祈念いたしまして、新年の御挨拶といたします。


平成25年 元旦


2013年1月号掲載

熊本県知事 蒲島 郁夫

熊本県知事
蒲島 郁夫

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