各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ
年頭の御挨拶
あけましておめでとうございます。皆様方には、よき新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
熊本県中小企業家同友会におかれましては、日頃から県政の推進に御理解と御協力をいただいておりますとともに、「よい会社」、「よい経営者」、「よい経営環境」の3つの目的を果たすため、企業づくり、人づくり、地域づくりに意欲的に取り組まれるなど、本県経済の活性化へ多大な御貢献をいただき、厚くお礼申し上げます。また、昨年7月には県への提言をいただくなど、特色ある活動を積極的に展開しておられることに、深く敬意を表します。
県内各地に甚大な被害をもたらした熊本地震から3度目の新年を迎えましたが、阿蘇へのアクセスルートの着実な回復、益城町の復興まちづくり、阿蘇くまもと空港のコンセッション方式による新たなターミナルビルの整備が進むなど、熊本の将来の発展につながる取組みも着実に進展しています。
現在、県では、被災された方々の生活再建と被災地の創造的復興を目指し、特に県民の生活に深く関わる10項目を重点項目として位置付け、復旧・復興全体の加速化を図っています。特に、「すまいの再建」は被災された方々の生活再建に向けた最重要課題です。「すまいの再建なくして心の復興はない」との思いで、リバースモーゲージ利子助成をはじめ5つの支援策によるすまいの再建と公営災害住宅の建設を進めています。その結果、ピーク時の仮設住宅入居者の半数を超える2万6千人の方が「すまいの再建」を実現しておられます。引き続き5つの支援策の浸透を図り、さらなる活用を通じて全力で「すまいの再建」に力を尽くして参ります。
また、グループ補助金による施設等復旧支援や制度融資枠の拡充等、国の強力な支援も得ながら、本県経済の再建にも取り組んできました。これらの取組みにより、被災された事業者の方々が、事業を再建し、将来への「希望」を持てることは、県内経済の復興に大きく寄与するものと考えています。今後とも、被災企業の経営再建支援について、総力を挙げて取り組みます。
いよいよ今年は、ラグビーワールドカップと女子ハンドボール世界選手権大会がこの熊本で行われます。世界トップレベルの熱戦をぜひ多くの方々に観戦していただき、各会場を盛り上げていただければと思います。また、東京オリンピック・パラリンピックを翌年に控え、本県出身の日本マラソンの父である金栗四三氏を主人公にしたNHK大河ドラマ「いだてん」が放映されます。この千載一遇の機会を最大限に活かし、国内外から訪れる選手や観客の皆様を「オール熊本」でおもてなしし、地震から力強く復興する熊本の姿と、多くの支援に対する感謝の気持ちを世界中に発信できるよう、全力で取り組んで参ります。
一日も早い復興と、熊本県経済の更なる発展を目指し、県民一体となって取り組んで参りますので、引き続き、貴会の皆様の御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
本年が皆様方にとりまして、素晴らしい年となりますよう、心から祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。
平成31年 元旦
2019年1月号掲載

熊本県知事
蒲島 郁夫
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