各界から熊本同友会会員へ向けた熱きメッセージ
一歩、外へ、踏み出す力を
その勇気で新しい未来が見えてくる
RKK熊本放送は今から70年前の1953年、626水害の年に熊本初の民間ラジオ放送局として開局しました。テレビ放送がスタートしたのは1959年。その年に私は生まれ、今年4月1日に代表取締役社長に就任しました。どうぞよろしくお願いいたします。
開局70周年に合わせて、40年ぶりにブランドロゴを一新。「一歩、外へ、踏み出す力を。その勇気で新しい未来が見えてくる。」Rの文字にはそんな思いを込めました。
また、パーパスを「正しい情報で人々に安心を。楽しさと感動で熊本を明るく。」と掲げました。
先行きが不透明で、なんとなく落ち着かない今日この頃。そんな時だからこそ、間違った情報に惑わされないよう確かなものを見極め、発信すること。そして、誰もが明るい未来へ歩めるよう笑顔を灯す番組をお届けすること。熊本をもっともっと豊かで素敵なふるさとに。みんなが安心できる平和な日々が続きますように。それは、70年前も今も、変わることのない私たちの誓いです。
このパーパスを実現するために、熊本放送は、テレビ・ラジオに加えデジタルを駆使し、よりパワーアップして情報をお届けします。
具体的には、在熊他局にマネができないことに力を入れていきます。テレビでは、平日夜のゴールデンタイムに3時間のローカル枠があるのは、熊本ではRKKだけです。「夕方ライブゲツキン」も合わせると、4時間近くローカルで展開できます。おかげさまで、「週刊山崎くん」「水曜だけど土曜の番組」というラインナップは多くの県民に支持されています。飽きられないように、新たなことにチャレンジしながら更に上を目指していきます。
ラジオでは、報道、気象予報士、デジタルニュース配信、豊富な音源があるのはRKKだけです。これらを活かしたラジオの新たな展開にトライしていきます。
なかでも昨年4月に始まったデジタルニュースのプラットホームNEWSDIGは、締め切りに関係なくいつでも、報道部に入ったニュースを正確に迅速に配信しています。
コロナ禍もようやく出口が見えてきました。昨年10月に開催したRKKまつりには、待ちかねたように多くの方々に来場していただきました。テレビ、ラジオ、デジタルの特性を活かし、街の賑わい創出に今年も取り組んでいきますので、どうぞご期待ください。
2023年6月号掲載
株式会社熊本放送
代表取締役社長坂口 洋一朗
昭和34年11月7日生、昭和57年3月熊本大学法文学部卒業、昭和57年4月(株)熊本放送入社 、平成28年4月 東京支社長(局長) 、平成30年6月取締役放送本部長兼報道制作局長兼ライブラリー部長、令和3年6月常務取締役 放送本部長、令和5年4月代表取締役社長(現任)
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